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遺跡 | 岐阜城千畳敷遺跡 | |||
場所 | 岐阜市大宮町(岐阜公園内) | ||||
時代 | 戦国時代(1567年直後) | ||||
大きさ | 長さ112cm | ||||
解説 | 信長による岐阜城攻略直後に造成された土の中から出土しました。大量の炭や火災で焼けた陶磁器と一緒に出土しています。ほぼ水平に埋まっていたことから、意図的に置いたものと考えられます。 刀は錆(さ)びていますが、錆の上に漆の膜(まく)があり、部分的に木材も張り付いていました。このことから黒漆を塗った木製の鞘(さや)に収められた状態で埋められていたことがわかります。 刀の握り手の部分には鮫皮(さめがわ)も残っており、握り手と刀身を固定する目釘(めくぎ)があります。鐔(つば)は鉄製で、脇には笄(こうがい)が装着されていました。右下の写真で緑色に見えるのは、鞘と刀身を安定させるためのハバキというパーツです。 |