遺物展示室
正明寺城之前遺跡出土陶製狛犬
遺跡
正明寺城之前遺跡
場所
岐阜市下土居字正明寺
時代
戦国時代
大きさ
高さ32cm
解説
屋敷地の境に造られる溝(区画溝)から出土しました。15世紀の終わり頃に愛知県瀬戸地方で作られた焼き物です。中は中空で、接地部分以外に鉄釉が塗られています。大きく口を開けた「阿行(あぎょう)」で、飛び出した目、とがった耳、細かい毛並みの表現、三つ叉に分かれた尾など細部にわたり丁寧に作られています。神社などの宗教施設に奉納するために、特別に注文され、製作された物と考えられます。